私達の頭の重さは、平均で体重の約8%、片腕は約5%で両腕だと10%にもなります。
平均して首には女性は約3〜4kg、男性だと約5〜6kg・・・
パソコン等で長時間、重たい頭を肩の前に出していると、首や肩が凝るのが理解できますね。
腰に掛かる重さ! 体重70kgの場合、
私達の5個ある腰の骨の真ん中、第3椎間板には、
真っ直ぐ立って体重の約1,5倍、、、、100kg
正しく腰掛けて体重の約2倍、、、、、、140kg
ストーンと腰を丸めると体重の3倍弱、190kg

当院がお薦めする工夫です。


人間の構造上、骨盤が後ろに倒れると顎がすくみます。
また、上記のように腰自体の負荷も体重の3倍近くにもなります。
骨盤を正しい位置に起こして、その上に上半身が乗ると理想ですが、この状態を筋肉で
維持するとすぐに疲れてしまいます。
そこで、固めのクッションが役立ちます。
自宅でしたら枕でも結構です。
特にソファーに寄りかかる時は、必ず、固めのクッションを
使用しましょう

仕事姿勢はどうしても、胸を落として肩を丸めてしまいますから、
わずかな時間でも良いですから伸ばしましょう。
右手、左手、どちらでも結構ですから、指先2〜3本を胸の真ん中の骨(胸骨)において、
指を押しながら少し上に引き上げるようにして、深呼吸をします。
最初は軽く行い、息を吸って伸びた所でキープします。
もう一度、とめた所から息を吸いながら伸ばします。
これを、3〜4回繰り返すと、頭があがって顔が正面を向いて背すじが伸びます。
猫背ですと浅い呼吸しか出来ませんので、深呼吸を3〜4回するだけでも役に立ちます。
出来たら、背筋を伸ばしたあと、息を吸いながら肩を前からあげて、吐きながら後ろへ降ろします。
力を入れすぎないようにして4〜6回行いましょう。

@
a タオルを棒状にして、左右の端を手でつかみ、軽く息を吸いながら頭の上まで持ち上げます。
b 次に、軽く息を吐きながら、上にあげたタオル棒をゆっくりと首の後ろに降ろします。
この時、顔をうつむかない事がポイントです。
c @からAを3回、繰り返します。
d 息を吸いながら肩を前からあげて、吐きながら後ろへ降ろします。力を入れすぎないようにして
4〜6回行いましょう。


A
a 棒状にしたタオルを背中に敷きます。
胸の下、みぞおちの下、腰の下、この3ヶ所に丸めたタオル棒を敷いて、
ゆっくりと10〜20回深呼吸を致しましょう。
膝を真っ直ぐ伸ばすとすぐに腰が痛くなる方や、
棒状のタオルを敷く事が気持ち良い感じではなくて、
違和感を感じたら、腰の下に敷くのは お止め下さい。
もう一つ、注意点があります。
タオルを敷いたまま寝てしまいそうな時は行わないで下さい。
起きていても、同じ場所に長時間するのは、背中が痛くなったり
頭痛の原因になる事がありますのでお止め下さい。

< 椅子から立ち上がる時&クシャミをする時
腰痛にならないためのひと工夫 >
@ 椅子からの立ち上がり
腰が疲れている時、骨盤を後ろに下げると、さらなる負荷が腰の筋肉に掛かり、
時には、ギックリ腰を起こす原因になる事があります。長時間、腰掛けていると、
腰の筋肉には相当な疲労が溜まります。立ち上がる時、次のように工夫して下さい。
○ 足先を膝より引いて立ち上がる
○ 足先を前後にして立ち上がる
☆ 上の2つの方法ですと、骨盤が後ろに倒れないので、比較的、楽に立つ事が出来ます。
× 足先をグイッと膝の前に出して、体も前倒しになって、腰は後ろに倒れて、
ヨイショ!と立ち上がる。
☆ この方法で腰が曲がった場合、一番、身体を丸めた時に相当な力が
腰に加わって痛くなりやすいので、お気を付け下さい。
A クシャミをする時のひと工夫
クシャミをした時、腰痛、ギックリ腰になった、危なかった!という経験は
ありませんか?振動で腰が瞬時に動き、その瞬間、ギクッ!となるのですが、
下記のようにすると腰への刺激は少なくてすみます。
○ 骨盤(お尻)に両手のひら当てて支えて、膝を少し曲げてクシャミをする
○ 骨盤の真ん中(仙骨)に、片方の手のひら、もう片方の手を口に当てて、
膝を少し曲げてクシャミをする。
☆ 上の2つの方法ですと骨盤はあまり振動しないので、
ショックは軽減されます。
× 脚を伸ばしたまま、どこにもつかまらないで、大きくクシャミをする。
☆ この方法だと、腰が激しく前後に動き、その刺激でギックリ腰になる事があります。
お気を付け下さい。

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